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2017-08-10

前職の、東京の外資CSOで働いてたころ。
最近のニュースでよく見かける、T社の本社があったビル。
僕がいたのは、人事総務本部という部署。
入社後、まず任されたのは、「社長からの手紙」というミッション。
毎月、優れた業績を上げた社員に社長がメッセージカードを送るというもの。

その会社の社員(MR)はプロジェクトごとにクライアントにアサインされるもんで、
社長と社員とがコミュニケーションをとるのがなかなか難しい。
そこで、PM(project manager)やAM(area manager)が、優れた業績を上げた
社員の資料を本社に送り、それを僕が要約&英訳して社長(イギリス人)に読んでもらい、
カードにサインをもらって各社員の自宅に郵送するというもの。

だいたい、月に7~8名の該当者がいたかな。
一連の作業の中でも、専門用語を理解するのには手を焼いた。
なにせMRの業績報告書だもんで、薬学系の知識がいる。
PMやAMと連絡をとりながら、キーワードをつなぎ合わせていく。
さて、そこからが本題。

資料を家に持ち帰り、家のPCで文章を作成する。
もちろん、氷結をガンガン飲みながら、タバコをプカプカふかしながら。
で、2~3時間、ああでもないこうでもないと思案しているうちに、
曖昧だった理解が深まり、文章の流れが決まっていく。
あとは、一気に書き上げて推敲して終了。

その会社には社内LANがあって、各プロジェクトの掲示板が設置されてた。
そこで「社長から直々にお褒めのカードをいただき感動しました!」的な
社員のメッセージを見るたびに、若干、胸が痛んだ。
「それ、ぺーぺーの僕が書いたんですよ、酔っ払いながら」とは、
さすがに言えなかったなあ。



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